ドクウツギ (イチロベゴロシ) 毒空木]  クウツギ科 花: 4~5月 (毒)

ドクウツギ02 Coriaria japonica.JPG

 河岸、山の斜面など日当りのよいところにはえる落葉低木。小枝には4稜がある。葉は単葉で、1本の小枝の左右に30~36個が対生して付き、卵形でほとんど無柄、先はしだいに尖り基部は円形。花期は4~5月。雌雄同株。果実は宿存する萼を付け、花弁に包まれて核果状、はじめ赤色で熟すと紫黒色となる。
◎参照 日本の野生植物 木本Ⅱ(平凡社)3、原色日本植物図鑑 木本編Ⅰ(保育社)306