名 前ヒゴスミレ学 名Viola chaerophylloides (Regel) W.Becker var. sieboldiana (Maxim.) Makino 
和 名肥後菫別 名ナンザンスミレ
科 名スミレ科属 名スミレ属
分 類小型の多年生草本高 さ 
花 期45花 色 
生育地日あたりのよい草原や乾燥ぎみの落葉林内に生育する。ヒゴスミレは西日本に多い。似たも エイザンスミレは淡紅紫色,葉は深く3裂。半日陰を好み,太平洋側低山に多い傾向がある。 
特 徴葉はニンジンの葉のように細かく裂れ込む。
名前由来 肥後(熊本)に多いとされるスミレからこの名が付いたとの説がある。


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  2020  4/7

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 2018 4/18

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 4/22

  日あたりのよい草原や乾燥ぎみの落葉林内に生育する小型の多年生草本。葉は基部から5裂,裂片はさらに深く裂ける。季節が進むと葉は長さ10cmほどになり,各裂片の幅が広くなる。花は径1.5-2cm,良い香りがするものが多い。スミレ類の生育には草刈りの有無が影響することから,近年分布は縮小気味。
  形の似たエイザンスミレは淡紅紫色,葉は深く3裂。エイザンスミレは半日陰を好み,太平洋側低山に多い傾向がある。ヒゴスミレもエイザンスミレも,ほかの無茎種との間に自然交配が起こりやすい。両種ともに分布範囲は似ているが,ヒゴスミレは西日本に多い。